愛嬌のある可愛い声で鳴きながら、キジタローは頭を素奈多の足にこすりつける。
素奈多は持ってきた焼き海苔を、小さくちぎってキジタローにあげた。
裏門の横の焼却炉の近くにはゴミステーションがあって、ゴミ袋が積み上がっている。
そのゴミ袋の山から少しはずれたところに、『回収用』と書かれた医療廃棄物のゴミコーナーがあった。
こっちに分類されたゴミは、危険な薬物の瓶や注射器の針だ。
勝手に燃やしたりしてはいけないので、専門の業者が引き取りに来ることになっている。
なんとなく怖いものが置いてあるような気がして、素奈多はいつもそこには近寄らないようにしていた。
素奈多は持ってきた焼き海苔を、小さくちぎってキジタローにあげた。
裏門の横の焼却炉の近くにはゴミステーションがあって、ゴミ袋が積み上がっている。
そのゴミ袋の山から少しはずれたところに、『回収用』と書かれた医療廃棄物のゴミコーナーがあった。
こっちに分類されたゴミは、危険な薬物の瓶や注射器の針だ。
勝手に燃やしたりしてはいけないので、専門の業者が引き取りに来ることになっている。
なんとなく怖いものが置いてあるような気がして、素奈多はいつもそこには近寄らないようにしていた。


