「うん」


「ありがとう。これ、大切にするね」


「うん」


「小高くん、本当にありがとう。今日は凄く楽しかった」


「俺もだよ」


「何だか、夢見てるみたい」


「何で?」


「好きな人と、こうして一緒にいられて…んっ」


「じゃぁ、これも夢?」


「///」


「…夢じゃない」


「うん、夢じゃないよ。俺はちゃんと柚梨のこと好きだよ。

好きだから、こうして一緒にいるし、こうしてキスもする」