いつものデートをしている時、悲劇は起こった。 なぜか今日に限って時々、ボーっとしていた。 横断歩道の信号が青になり僕と柚希は歩き出した。 僕はなぜかまたボーっとなった。 「颯人、危ない!」 柚希の叫び声で我にかえった。 もう気付いた時には遅かった。