「へぇ…庇うんだ?」 「庇ってなんかない」 庇ってなんか… 「愛莉には手を出すなっつっただろ!」 赤城は、冬夜を睨み付けながら低い声で言った。 「まだ、喋る余裕があるんだな。 流石、No.1の総長様だ」 「ふっ(笑)こんなんが効くとでも? ナメられたもんだな(笑)痛くも痒くもねぇよ(笑)」 赤城の、その言葉に 「チッ…喋れなくなるまで殺れ」 冬夜は、そう言い部屋から出た。