「私になんか用?」 私は、リーダーっぽい男にそう言った。 「あれ~?俺の事忘れちゃった~? あ・い・り・ちゃん?」 私は、声を聞いて固まった。 なんで…?なんで、こいつがここに? 「その反応は、覚えてくれてたんだ~♪ ま、頭では忘れていても…」 そいつは、一端言葉を区切り ニヤリと笑って、あの時の声で 「体は、忘れてねぇよな(笑)」 そう言った。