「あぁ…///」

俺は、赤くなるのを悟られないように顔を反らした。

「じゃ、行こッ!」

愛莉は、俺の手をギュッと握り返し嬉しそうにみんなのいる所へ行った。

「単純な奴」

椎が、そうポツリと呟いた時

「赤城の弱点…



……みーつけた」

誰かが、そう言ってたのも、

俺は、知りもしなかった。