闇と光 弌【完】


「惚れてるよ」

「えっ?」

俺は、否定すると思ってたから意外な答えに驚いた。

「えっ?なに?」

「いや…否定すると思ってた」

俺は、思った事を言った。

「否定、してほしかった?」

「いや、言ってくれて嬉しいよ」

俺は、愛莉に笑いかけた。

「私も、言えて嬉しい。かな?」

んだよ、それ。

「なんで疑問系?」

「うーん、わかんない」

なんだそりゃ。