「面白い冗談を言うね。根拠は?」 「調べたんだよ。No.8の白虎の総長だろ?」 白虎? 「ふふっ(笑)もし、そうだって言ったらどうすんの? ここで、ボコボコにする?」 大翔は、さっきとは別人になった。 挑発的な笑みを浮かべ流星をみた。 「ボコボコに出来るもんならする。 けど、そんな事しに来たんじゃねぇ」 「愛莉は、渡さないよ」 そう言うと大翔は私を抱き寄せて来た。