「あぁぁ…愛莉ちゃん、どうしてっかなー…」 少しの間、沈黙が続き先に破ったのは椎だった。 「会いてぇ…。」 本気で会いたい…。 そろそろ、限界だ。 「つっても、まだ一時間しか経ってねぇな…。もっと経ってると思ったけど。」 「昨日から会ってねぇんだぞ!俺はとっくに限界きてんだよ。狂っちまう…。」 「大袈裟すぎんだろ」 俺の言葉に椎は笑い出した。