「で、愛莉どうした?なんか話しあるんじゃねぇのか?」 今それ聞くか…。 まだ、一緒にいたいな。 もう少しだけ一緒にいさせて…。 「あとで話すよ」 私の言葉に 「あ、俺達邪魔?だったら出て行くよ?」 楠は、そう言ってみんなを連れて出ようとした。 「ちょっと待って。あとで、みんなに話すから…今は喋ろ? 久しぶりだしさ」 私はなるべく明るく言った。 「うん、そうだね」 楠はそう言い笑った。