「俺はお前をこのまま見捨てる事なんて出来ねぇ。」 「なんで?どうして? あなたには関係のない事だし、 別に私の事なんて放って置けば良いでしょ。 私は……いらないんだから」 私が、そう言うと男はキレた。 「ふざけんな! 本気でそう思ってるのか? いらない? そんな奴、この世にいるわけねぇだろ!」 「あんたになにがわかんの! なにも知らないくせに「知らねぇからなんだよ! 知らねぇのは当然だろ。」 「だったら口出してくんなよ」