闇と光 弌【完】


その流星の態度に親父はキレ

「なんなんだ、お前は!」

親父の、その言葉に流星は

「さっきの愛莉の言葉、聞いてませんでした?

彼氏ですよ、愛莉の」

流星は、"彼氏"のところをわざと強く言い挑発的に笑った。

「俺は、お前みたいなやつ彼氏なんて認めないぞ」

「ふっ(笑)その言葉、そっくりそのまま、あなたにか返します」

「なんだと?」

「愛莉を捨てといて、今さら父親気取りですか?

俺を彼氏とは認めない?

上等じゃねぇか。

俺だって、あんたみたいなの父親とは認めねぇ」

流星の、その言葉に親父は悔しそうに唇を噛み締めた