「愛莉、お前に会いたいって人がきてるぞ」 退院まで残りわずかとなった私のところに訪れた一人の訪問者。 「誰?」 「入れていいか?」 私は、それに頷いた。 「どうぞ」 流星の、その声で入ってきた人物をみて私は固まった なんで…? どうして… 「…なんで、お前がここにいんだよ」 私の病室に入ってきたのは、私を捨てた親父だった。