闇と光 弌【完】


「愛莉…」

俺は、愛莉の名前を呼んだ。

すると、

「んッ…あか、ぎ…?」

そう言って愛莉が目を開けた。

愛莉ッ!

よかった…

俺は、愛莉が目を覚ました事に安心した。

と、同時に俺の目から涙が溢れた。

愛莉は、それに手を伸ばし拭って

「おはよ」

そう言い笑った。