俺達は、あの日から新田を探してる。 だが、未だに情報がない。 どこにいるのかも、生きてるのかさえもわからねぇ。 「それより、流星どうでした?」 直輝は、パソコンから俺に視線を移した。 「いや、全然寝てねぇみたいだし、多分なにも食ってない…」 元が華奢な体の流星。 それが、もっと華奢になって折れてしまうんじゃねぇかってくらいにまで細くなっている。 「そうですか…」