闇と光 弌【完】


「愛莉…おい!しっかりしろ」

俺が、そう言うと

「ごめん、ね…?こんな、目にあわせて…」

愛莉は、そう言い謝ってきた。

んで、謝るんだよ。

「んな事いいから。んで来んだよ…」

そう言った瞬間、俺の目から涙が零れた。

死ぬな…愛莉。

もう、誰も死なないでくれ…。

俺の目の前で…。



「…ごめん」

愛莉は、そう言って目を閉じた。