翔のバカ!!アホ!!



そう思いながら、走った。





途中、公園のベンチで休んだ。

がむしゃらに走ったけど、体力ないからすぐに疲れるんだ~。



公園で休んでたら透が通りかかった。


透も私がいたのに気が付いて私の隣に座った。




「どうやったん??」


と透は私の顔を覗き込むように聞いてきた。



私はただ、横に顔を振った。



そしたら透は私を抱きしめて



「なぁ夏花、夏花の彼氏って俺じゃ無理なん?

 俺やったら絶対に夏花を苦しませたり、悲しませたりしいひんし...」


と言ってきた。


これは、告白というものですか.....??



どうしたらいいの?????



私が困っていると透は


「こんな時にごめんな?

 でも、返事はほしいし..落ち着いたら聞かせて」

と言ってくれた。


透は気遣いができて、良い人だな...。