1通のメール【完】



「翔が決めるのはダメ..」

私はそう言った。翔は

「ん~..じゃあさ10秒以内に決めれへんかったら、俺が決めていい?」

と聞いてきた。
う~ん??

「10秒は短い。1時間!!」

と私は翔に言ってみた。
翔は「いいよ。じゃあ今から考えてね?」と許してくれた。

よし!!
しかし何をするか..。


私は考えているうちに寝てしまったみたい。


「..か..な、つか..」

ん??誰だろう?
誰かが私を読んでる?

「夏花!!」

声の主は翔だった。

「どうしたの翔?」

と私は聞いてみた。そしたら翔は

「友理奈と海斗は散歩に行った!」

と教えてくれた。

そっか、そっか..。って、えぇえええ!?

嘘でしょ!?何でおいて行くの??

「てか、夏花!もう1時間経ったで?」

ん!?私そんなに寝てたのか!?

「あの..もうちょっと待って!!」

一応お願いしてみた。

けど..やっぱり駄目だった↓↓

「あかんに決まってるやん」と翔はお願いを聞いてくれなかった。