次の日の朝になって携帯を見てみても、やっぱり返信はない..。
今日は、一緒に学校いけるかな?  一緒に行けますように..。


時間になっても、友理奈は来てくれなかった...。
やっぱり、学校で謝ろう..。
そう思って学校に行っても、友理奈はいなかった。
海斗がいたので私は海斗に

「友理奈って、休み?」

そう聞くと海斗は

「俺は何も聞いてないで?」

と言った。


「じゃあ、今日友理奈の家行かへん?」
そんな話をしてたら、友理奈がきた。

「友理奈!おはよ~。休みかと思った~」
私がそう言うと友理奈は

「ごめん」

それだけ言って席に着いた。
何か、冷たくない??
弘樹くんが「おはよ~」と言ってこっちにきて

「ケンカでもしたん?」
と聞いてきた。  ケンカなのかな?
私は「似たようなもん」と言った。
そしたら弘樹くんは「そっか。早く仲直りできたらいいな」
と言って、違うところに行ってしまった。

そうだよね!早く仲直りしなくちゃね!
私は海斗に

「早く、友理奈の本当の気持ちを知れるようにがんばるな!」
そう言って、私は自分の席に着いた。



その時の私は、友理奈が泣いているなんて知らなかった..。