しかも、顔には傷がいっぱいあった。
どうして!?何があったの?
私が友理奈に
「何があったの!?」
って聞くと友理奈は
「階段から落ちちゃった。」
って笑いながら言ってる。絶対に嘘だ。傷がそういう傷じゃないもん!
「嘘を言わないで!本当の事言って」
私がそう言うと友理奈は
「アハハハ。ばれちゃった?でも、ごめん..。これだけは2人にも言えへん」
なんで!? 全部言うっていうのは嘘だったの!?
私は
「全部話すって言ったのは、嘘だったの!?」
そう言って、走って行った。
友理奈は「待って!」と言ったけど無視した。
私は行く場所がないので、教室に戻る事にした。
教室のドアを開けようとしたら、中から声がした。
多分声からして、那美とその他の女の子だた思う。
話を聞いてみると
「今回のターゲットはおもしろいよね!」
「うんうん。この後どうなるのかな?」
という、話だった。 ターゲット?もしかして友理奈?
分からない...。私は考えてるうちに頭が痛くなったので、早退することにした。
友理奈にメールで謝ろうかな?
口じゃ、素直に謝れないと思うし..。
その夜私は、友理奈に
「今日は、ごめんね..」
とメールをした。 いつもすぐに返信が帰ってくるのに、今日はなかなかこない。
私は諦めて寝る事にした。