「姉ちゃんがケンカはやめとけやって。
前までヤンキーやったのにな」
「そうやな。てかな、海斗はうちみたいな女が彼女でいいの?」
友理奈って、すごい事聞くね。
海斗の返事は!?
「俺が何年友理奈の事好きやと思ってるん?友理奈こそ俺なんかでいいん?」
お〜!友理奈の返事は?
「うちは、海斗じゃないとあかん!」
ひゃ〜!!めっちゃラブラブやん!
もっちゃんは、悔しそうだった。
「なぁなぁ、友理奈。キスしていい?」
海斗は、何て事を言うんや!
それを聞いて、私ともっちゃんは作戦を練った。
そして、決まった作戦は友理奈と海斗がキスし終わってから驚かすという作戦だ。
友理奈は、海斗に
「いいよ。うちもしたい」
と言った。
私ともっちゃんは、張り切っていた。
海斗は、友理奈に
「じゃあ、遠慮なく!」
と言ってキスをした。
人のキスシーンを見たのは、始めてだ。
しかも、多分だけど舌を入れてのキスだ。
友理奈は、ちょっと苦しそう。
海斗は友理奈を見て
「ごめん...苦しかった?」
って聞いてる。友理奈は、「大丈夫!」と言っている。
私ともっちゃんは、3秒後に入る事にした。


