「女の子と海斗がキスした。」
ん!?今なんと?キス!?
「なんで!?」
私が聞くと友理奈は
「ここからは海斗に聞いて」
なんじゃそりゃ..。
「海斗、何で?」
私が海斗に聞くと海斗は
「俺は、最初告白で終わりやと思ってて、その子に名前呼ばれて後ろ振り向いたらキスされた」
女の子もよくやるよな~。でも、確か友理奈と海斗ってキスした事ないんじゃ..。
「2人って、もうキスしたん! 」
友理奈はタコみたいに顔を赤くして
「....した....」
って言った。な~んだ、してたんだ~..っていつ!?
昨日?する時なんかあった?
「いつ?」もしかして、聞いちゃダメかな?
「昨日の告白の返事の時と夏花が家帰ってから..」
わ~!そうだったんだ。けど、ダメだよね..。他の人とキスなんか。
「で、どうしたん?てか、朝女の子の顔が赤かったのってそのせい!?」
「多分..その後返事は彼女の友理奈いるし無理って言ったら、その子は「そうなんだ~。
友理奈ちゃんか~..かわいそうな子」って言ってた」
海斗がそう説明してくれた。でも何でかわいそう?
そう言えば..あの女の子って..私は思い出した事を2人に話した。
「あの子って、中学の時にいろんな子いじめてた子やん!」
名前は確か...え~っと..那美(なみ)だ!
「そう、名前は那美!!」
可愛いけど性格が悪いっていう事で有名だった。
「そういえば、そんな子いたな。まぁ、うちならいじめられても大丈夫。ケンカには自信めっちゃあるし!」
なら、大丈夫かな?
でも、那美って団体で1人をいじめるからな~..。
私達は、昼休みまでは何もなかった。
[キーンコーンカーンコーン]
「やっと、午前中の授業終わった~」友理奈はとてもうれしそうに言った。
私達は屋上でご飯を食べる事になった
私達が屋上から教室に帰って来たとき、恐れていた事が起こっていた。


