ユウが死んでから1ヶ月ぐらいたって
俺は真夜中に誰にも告げず家を出た。

ユウとの思い出が
そこかしこに染み込んでるこの町は
俺にとっては地獄だった。


俺の勝手な思いだけど
罪悪感しか感じられないんだ。


俺はてきとうに歩き、
見知らぬ町にたどり着いた。
ネオンの光が俺を照らす。

もう、どうでもよかったんだ。