「今からでもバスケ部に入れば?」

『いや、今からじゃついてく自信ないし。』

「そっか~」

ん?なんか、今日の蘭おかしくないか?

気のせいなのかな・・・?

「なぁ~ちょっとそこの公園寄っていかね?」

『え、なんで?』

「話したいことあんだよ・・・・」

話したいこと?

蘭があたしに?なんだろう・・・

『蘭・・・話ってなに?』

「あのさ・・・・・俺、羅流が好きなんだ。付き合ってくれね?」

はい?・・・今この人は、なんて言ったの?

「羅流が好きなんだ。付き合ってくれね?」って言ったよね・・・

『えぇぇぇ!?』

「うわっ!いきなり、大声出すなよ。びっくりするだろ。」

『ご、ごめん!・・・あの・・・あたし、蘭とは、付き合えない』

「そっか!まぁ・・・お前に伝えられただけよかったわ。じゃっ。」

そう言って欄は、走って帰ってしまった・・・。