ビクっと驚いたと言うより脅えていると言った方がしっくりくる葵の反応に、ため息が出そうになるがそこはこらえる。 これ以上葵を不安にさせないように。 「寝てないのか?」 そっと葵の頬に掌をあてる。 『・・・ぇ?』 「隈、できてる。」 『大丈夫です。』 「・・・そうか。大丈夫じゃなくなる前にちゃんと言えよ。」 そう言うと、頭を下げて俺の朝食の準備に行く葵。 「はぁ。」 一つため息を吐くと、ベッドから出て学園に行く準備を始める。