だけど言葉を訂正なんてすることはできない。 だって、俺たちは付き合っていないから。 俺がさっきの言葉を訂正すれば好きなのがばれる。 それに、美桜は俺のことなんて好きになるはずないし。 「いーから、美桜の部屋いこーよ」 「うん...。」 やっぱり、ちょっと落ち込んでる? そんなはずないか。 落ち込んでても、俺のことではないだろう。 「みーお、はいらないの?」 俺は美桜より先にベッドに入って そう美桜に聞いた。