久しぶりに食べたケーキの糖分が、 止まってた思考能力のネジを回いてくれる。 その後、あたしとナカノはどうでもいい話で盛り上がって、 二人で爆笑しあって、お店の雰囲気をぶち壊した。 ナカノはケーキを追加で注文して、満足そうだった。 会計の時に、おごると言うナカノと、割り勘にしようと言うあたしは、また少しもめた。 レジでお姉さんが苦笑いして待っている。 あたしはあきらめて、素直にナカノにお礼を言った。