あい、してた。



高2になったアツシは、近所のコンビニでバイトを始め、


あたし達は時々、ラブホを利用するようになった。



利用するようになってから、アツシは少し乱暴になった。



『声、出して。』 



黙って受け入れてたあたしに、アツシが要求する。


出し方が分からない、と答えると、DVDを見せられたりした。


 
アツシはあたしを、変えていった。



どんなにめちゃくちゃされても、目隠しされたりしても、


画面の中の女の人と同じ格好をさせられたりしても、


 アツシが喜ぶなら、


 何だって構わなかった。


 あたしは、


 アツシのために


 存在してる。


そんな錯覚さえした。