結局、古文は寝ても寝てなくても集中出来なかった。

それよりも、早くお昼になれ。早くお昼になれ。と願っていたから。





そして、念願の……





キーンコーンカーンコーン







「キターーーー!!!ナオコ、横田くんのところ行ってくるね!!!」






私は、ナオコの返事を聞く前に
走り出していた。


早く、早く、早く、会いたい。