空から舞い降りた天使

「せんぱいの部屋久しぶりに、はいる。ゆみが小学生の頃に、はいったきりだから。」



「そんな、ゆみも高1かぁ。」



「でも、よく考えたら、ゆみとせんぱい、2つしか変わらないよ。」



「そうだよな、ゆみの事は、小さい頃からしってるから、そんなこと考えた事なかったし、妹みたいなもんやから。」






…妹?





「ゆみは妹?
妹なんかじゃあないよ。」


「ゆみ、どうしたん?」




隼人は横にいる、ゆみの髪の毛をわざと、くしゃくしゃと触り、おどけてみせる。