「隼人せんぱ〜い、忘れ物〜。」



ゆみは、隼人のジャケットを大事に抱えながら

隼人の後ろ姿を追っかける。




そんな、ゆみに気付く事もなく、隼人は教室に急いでむかう。





夜に家まで、届けるしかないかな。

そんな事を考えながら、ゆみは、家に帰っていった。