空から舞い降りた天使

「桜、珍しいなぁ。どうした?」



隼人は、怖い顔をしながら、山下に近づいてくる。




「大きなお世話や思うけど、あんたに話があってきた。」




「桜、おまえは相変わらず、言葉使いが悪いな。」




「昨日、あかねが刺されそうになったんや。」




「刺されそう…?」




山下の顔色が悪くなり、血のけが、どんどん引いていく。




「それで、あかねは大丈夫だったのか?」




「ああ。なんとかな。」




「誰に刺されそうになった?なぁ、桜、誰に?」



山下は声を張り上げる。



「それは、いわれへん。」



「生徒がそんな目にあってるのに、ほっとくわけには、いかんだろう。」