空から舞い降りた天使

体育館の扉をゆっくり開けると





バスケのボールの重低音だけが、私の胸にずんずんと響いてくる。



広い体育館に、こだまする重たい音。



先生は、私に気付くこともなく

まるで、何かを打ち消すように、ただただシュートを繰り返す。




私はそんな先生を黙って、遠くから、みつめていた。