あと少しで、記念日になっちゃう…。


きっと、柊くんは覚えてないよね…。


私ばっかり、彼が好きで。


私ばっかり、彼と一緒にいたい。


私ばっかり、彼を求めてる…―――。



もう、ヤダよ…。


全部、全部…私ばっかり。


別れたら、楽になれる?


この気持ちから、解放される?


私、…逃げてもいいのかな?




嫌われても、ずるい女でもいいって最初は思ってた。


柊くんの傍にいられるなら、それくらいのこと、我慢出来る…そう思ってた。