「もしかして、あたしがりっくんのこと…気になってるのも気づいてたの?」
りんりんがあまりにも分かってしまうから、聞いてみた
誰かに聞かれちゃったら恥ずかしいから、もちろん小声で
「んー、確信は持てなかったから、今のはカマかけてみたの
こんなに、分かりやすい表情してくれるとは思ってなかったけどね」
カマかけてみたって…何それ〜
「も、もう、教室着いちゃったから、この話は終わりね」
「あ、ちょっと、若ちゃん逃げたなー」
教室にちょうど着いたのをいいことに、ささっと、自分の席へと小走りする
だって、そうでもしないと、ぐいぐい聞いてきそうだったし…
席に着くと、まだ、隣のりっくんは来ていなかった。
りっくん、まだかなー?
東京に行くこととか早く話したいな
そう思ってると、りっくんが教室のドアを開けた
あ、来た!
あたしの心の中はりっくんを見ただけなのにうきうきしていて、心臓はドキドキなっている
ゆっくりと、こっちに近づいてくる
だから、ちゃんと、挨拶できるように心の準備をしないと


