「ほら、急に抱きつかれるから固まっちゃってるよ。
はぁ、離してやんな リカ」
「ああ、ごめんねー?かわいい子に抱きついちゃうの癖で…」
リカさんはさっき抱きついてきた時と同じぐらいの勢いで今度はあたしを離した
「え、あ、はい。大丈夫です
ちょっと…っていうかだいぶ驚いたけど…」
何がなんだか、まだ全然理解できてないけど、
とりあえず、りっくんが言ってたスキンシップ激しめだから気をつけてってのはこういう事だったのか、と理解できた
「若、ごめん…本当、ちゃんと説明する」
「…うん」
りっくん遅いよ、勿体ぶりすぎだよ…
でも、りっくんがシュンとした顔を見せるから、文句なんて言えないや
「じゃあ改めて、この間話した俺の兄の悠斗(ゆうと)で、こちらは、山口リカさん。兄の婚約者だよ、俺の彼女なんかじゃなくて
挨拶に来るって言うから、土曜日は駅まで迎えに行ったんだよ」
な、なんだ…
しかも、お兄さんの こ、婚約者って


