「あの、りっくん、リカさんって?」
「あ、そうだった。ごめん、何も説明してなかったよな」
「うん」
「リビング行ってから、説明するから上がんなよ」
「あ、はい…お邪魔します」
りっくんがさっと出してくれたお客様用のスリッパを履いてりっくんの後をついていった
『ガチャ』
「あ、陸斗くんおかえりなさーい
…っと、その後ろのかわいい子誰?!」
リカさんであろうその女の人はそう言ってなぜかあたしの方へ駆け寄ってくる
え?なになに?
「あ、ちょっと、待って」
りっくんがそう言った時にはもう、遅くて
「何、この子
めちゃくちゃかわいい〜!!」
そう言われながら、あたしは抱きつかれた
「…え?」
突然のことにあたしは固まる
「…あー、遅かった」
「何、リカまたやってんの?」
「だってー、この子かわいい〜♡」
「いや、理由になってないですからね、リカさん」
ん、何この状況?状況のみ込めないんだけど
会話には、入れないし
リカさんは抱きついたままだし…
あたしは軽くパニックになった


