なっちから怒られたから、誰一人口を開こうとはしなくて、教室が一気に静かになったまま授業は終わった
『キーンコーンカーン』
「ねぇ、さっき、何を言いかけてたの?」
あたしは、チャイムが鳴り終わるのと同時にりっくんに聞いた
「んー、ごめん、何を言いかけてたのか忘れた」
「…そっか」
りっくんの表情は忘れてはいないけど、話したくないようなのだった
なんていうか、目がどこか違う方向を向いてて、誤魔化しているような
なんでだろう?
余計に気になってしょうがないや
あ、また、気になること一つ増えちゃったよ…


