ふんわり初恋





「お昼の時に言うよ」



「えー、後でってお昼の時なの〜?

もっと早く、お話聞きたいんだけどなー、教室とかで話してよ、ね?わーかーちゃん」



あ、やっぱりこの人全てお見通しだ。

教室にはりっくんがいるから、話せないこと分かっててこう言ってくるんだから

口調もからかっている時の口調だ

それに、心なしではなく、本当にニヤけてる
というより、ニヤニヤした顔を必死でこらえようとしていて変な顔になっている



「教室は、だめ。

てか、大体の話の筋はわかってるんでしょ?もう、そのニヤけた顔やめなさい」



「あ、バレてた?ごめんごめん」


ごめんと沙羅は笑いながら謝ると、「早く話聞かせてよ」ってそのあとに続けて言う。



それを教室に着くまで何回も繰り返されるたびに

「もう、しつこい!」

ってあたしが言うと沙羅がちょっとしょんぼりした表情をするから、しつこいと思いつつ、かわいいなって思ってしまってた