ふんわり初恋





はぁ…本当に彼女なのかも…



でも、これがあたしの初恋なんだよね


諦めたくはないよ

それに、まだ、彼女と決まった訳じゃないし、確かめればいいだけだよ、うん。




あたしは、自分に言い聞かせるように心の中で唱えた




「若奈?入るよ…って、あんた、何してんの?心臓の辺りなんて叩いて」



「え、あー、これは、気合い注入?ってか、入る時はノックしてよね」


しまった、自分に言い聞かせて、胸を思いっきり叩いてる奇妙な行動を見られてしまった…


「それより、早く行くよ?」


「え?どこに?」


「テニスコートよ、最近、テニスやってなかったから、やろうと思って

相手してくれるでしょ?」



「うん、分かった」

あー、そうだった、だいぶ前に約束したことだったから、忘れてた


「じゃあ、早く着替えて準備して

もう、行きたいから」


「はーい」