すげー…まじで少女マンガみたいな展開…。 隣で、高校では彼女をつくる!と意気込んでいる和也の声なんて、僕の耳に入ってこない。 挨拶…すべき? 第一、僕って気づくかな…。 1人で悩んでいるうちに、真音はスッと僕の横を通り過ぎた。 何も言わず、ただ前だけを向いていた。