もう一度、キミと。




きっと、和也の言う通りだ。

今すぐに分かることではない。

僕らは電車を降りて、歩き出した。


そういえば、今日の和也はテンションが高い気がする。

何かいいことでもあったのかな。

「和也、そんなにウキウキしてどうしたの?いい出会いでもあったの?」

「まだねぇよ…。そこは聞くな…。って‼来週なんだぞ遊園地‼そりゃあウキウキするだろ‼」

「ふーん、そうなんだ」

「なんでそんなに軽いのー⁉」

逆になんでそんなに重いんだよ。