「あーあ。本当、無防備」 ボソッと翔太くんが何か呟いたみたいだが、何を言ったのか私の耳には届かず。 翔太くん、今何か言った? 疑問に思った時にはもう次のアクションが起きていた。 チュッ 「……っ」 いきなり首筋に感じた形のいい唇の感触。 それから耳ともに感じる翔太くんの甘い吐息にサラサラの髪。 目を閉じていても今自分が何をされたか理解できる。