アイドルたちの奪い合い!!?








「みんなが見つけてくれるまで待つしかないね」




「うん」





落ち着いた翔太くんの声に答える私。



翔太くんと私は横に並び座っていた。





早く、早く、早く。


誰か助けて。






ぎゅっと自分の両手で自分の体を抱きしめる。



もう、大丈夫なのに。


暗さにはなかなか慣れることができない。