「当たり前じゃないですかー?」



怒るダンスの先生の前に立つ千尋くん。



「うっそだー!!」



ダンスレッスンを始めて数分しか経っていない。


しかも私がバテる為、全然練習が出来ていないはず。



それなのに踊れるって.....



「うっそだー!!」



大事なことだから二回叫ばしてもらいましたよ、ええ。



「嘘じゃねーよ。完璧だ。なー祐希?雪斗?」



私に自信満々で微笑む千尋くん。



その表情は本当に自信の塊だ




「まーな」



「うん。余裕」




そんな千尋くんに答えるように祐希くんも雪斗くんも自信満々に微笑む。




千尋くんと祐希くんと雪斗くんがダンスの先生の前に立つ。