浮気性彼氏と一途な彼女



ってか、

『…ごめん、理性とびそう。』

優があんなとろんとした顔をするから
理性がギリギリ状態。

『…れ…ん、もう…無理…』

『…っ、もう少し…』


やべー、本気で理性がやばい。
このまま学校でしてもいいかと思ってる。

優がここ学校だからとか言うから
学校じゃないならいいのかと思った。

優が苦しそうだから
名残惜しいがやめてあげた。


『…俺、本気だから
ずっとお前のこと好きだから。

別れる前も別れた後も
ずっと好きだから。』

それだけ言って

本気なことも伝えて
帰ろうとしたら…


ひきとめられた。

どうしたのか聞いたら。


優が俺を独占したいくらいに
好きだと言ってくれた。

男のくせに思わず泣いてしまった。


俺は優の唇にそっと触れた。