そのあと、新崎だけが
屋上から出てきた。
何も言わず俺のそばを
通り過ぎた。
俺は優のところへ行った。
優は屋上を訪れたのが
新崎と思ってたらしく
俺だと分かった時びっくりしていた。
さっきの話を本当か聞いたら
ごまかしたから
『言えねぇなら、また激しいキスしてやる』
って言ったら
いい加減忘れさせてって
言われた。
だから、期待しろって言って
キスをした。
でも優が苦しそうにしてるから
『息止めるからだめなんだって、
鼻で息しろ。
俺とキス何回もしてるだろ?』
俺と何回もしてるのに
全然慣れないんだから。
まあ、そんなところも好きなんだけど(笑)
