叫びたいのは、大好きな君への想いだけ。



声を出せなくなって、気持ちを伝えることがめんどくさくなった私は人と関わることをやめました。


そんな私に話しかけてくれる人なんて
いなかったんだよ。

だけど、それでいいって、思ってたよ。

幸せを遠ざけて生きることを誓った私には好都合でした。


冬樹は初めて会った私を助けてくれたね。
声が出ないことがわかっても
ずっとめげずに話しかけてくれて本当に感謝してる。


冬樹と居ると、とても幸せで楽しくって。


辛いことが忘れられてた。ぜーんぶ!
ほんと不思議だよね。


あんなに幸せになんかなりたくなかったのに。