《神矢side》

次の日



天宮 桜子は目覚めない。
朝になっても。




昨日、何があったんだ。
あの後に。






俺は、学校をサボって天宮に会いに来た。


が、天宮は寝ていた。



起きるのを待っていたらドアが開き看護士が。




「君…、天宮さんね、昨日の夕方、貴方が帰った後、意識を失ったの。」


「え……………………」


信じられない。


「涙を流していたわ。」


涙?泣いてたのか?

誰のせい?


……俺が泣かせた?




今日、告白するんだぞ。


寝てたら言えないじゃんよ。