「…こんにちわぁ~♪」 「……」 「どうしても来たくてぇ、…本気で調べちゃった」 「……」 そう言って彼女…楓ちゃんが病室に現れたのは その すぐ後で、 俺は また、自分が真っ黒な渦に巻き込まれていくような…そんな感覚を、覚えた。